たまごんのブログ

精神的に遊牧民化している人間のブログ.

障がい者とアイデンティティ

今回も、鶴見済さんの記事にも関連する内容になります。

具体的には、障がい者アイデンティティの話になります。

 

 

鶴見済さんと障がい

たしか、鶴見済さんは精神障がいがあることを各所でカミングアウトされていました。

これは、個人情報になりますが、ご本人がカミングアウトされていたので言及させていただいています。

ちなみに、先に述べた時期も、さまざまなメディアでも言論活動をされていたはずです。

だが、日本の場合は社会の同質性が高いこともあって障がい者について不理解なところがあります。

そのため、ハラスメントや差別によって病状が慢性化したり、PTSDになったりする場合もありますが、やはりハラスメントや差別はいけません。

とりわけ、精神疾患の場合は病状に波があったり、短時間ある程度の病状が顕著に現れたりする場合もあります。

また、外出している場合逆に病状が関係し、実際よりもきちんとしているように思われる場合もあります。

こうした場合、誤解されることもあるかもしれません。

たとえば、鶴見済さんの場合、ときどき遠方のイベントに登壇されていますが、標準的な人と比べても理路整然とした話し方をされていますよね。

 

参考YouTube鶴見済 - YouTube

 

そのため、鶴見済さんのように障がいがあるからといって、必ずしも完全に労働やクリエイティブな作業ができないわけではないことが分ります。

 

ハラスメントと差別問題

事実として、ある程度障がいがあると認められても鶴見済さんのように本を上梓したり、ウェブ関係の仕事をしたりして活躍されている人もいます。

そういえば、障がい者向けの求人サイトでも、中度から重度の等級を対象にしたIT業界やウェブ関係の求人はときどき募集があります。

すなわち、これは中度から重度の障がい者にもそうした職種に就いている人がいることを意味しています。

実のところ、中度から重度の障がい者にも、全体からすれば少数ですが、文系でも理系でもクリエイティブな方向に適性がある場合、ライタ―や作家、ウェブデザイナ―やプログラマ―をしていることがあります。

そもそも、ベルカーブの端のほうに位置している人について中央値の人と同様ではないことで問題視するということは、根本的に間違っているのではないでしょうか?

なぜならば、先に述べた論理を以って他の人を疑うようになると、たとえば過去に何気なく取得した情報やそのときによって多少異なる対応をしたといった曖昧なことまで問題視されそうになるかもしれません。

けれども、とくに統計的事実と経験的事実とを混同していると埒が明かなくなります。

ましてや、障がい者の日常について詮索しすぎると、プライバシー権や個人情報などについて高度な侵害を伴う可能性があり、ハラスメントや差別につながる瑕疵があります。

 

プログラムは人生を豊かにする

そういう人ははてなブロガーにもいます。

たとえば、ゆきにーさんなどは、界隈ではけっこう有名なプログラマーですよね。


参考ブログ:超メモ帳(Web式)@復活

 

こういうことに無頓着な場合、プログラム作業はスマホの画面上で、指先をさっと動かすくらいで誰でもすぐにできると思っている人もいるかもしれません。

しかしながら、ブロガーや若年層に馴染みのある基本的なHTMLやCSS以外の場合、たとえばPHPJavaPerlを読み書きできるようになるには、ある程度適性があって研鑽されないと無理です。

どれくらいか? 

う~ん。

長い時間としかお答えできません。

なぜならば、これは音楽理論ともすこし似ていて、種類によって基礎的な理論の理解に要する時間も異なるからです。

でも、障がい者でもある程度適性があれば各プログラムの構造体を理解し、応用もできるわけです。

だから、障がい者であっても、意外と凝ったコードを組み立てられる場合もあります。

ただし、複雑なところはサイトやブログなどで公開され、オープンソースと呼ばれる一般公開されているコードをアレンジしている場合がほとんどなんですけどね。

サイトの作成以外にも、とくにプログラムでカスタマイズしやすいブログやSNSのデザインを自分好みにアレンジできるようになると、人生の選択や可能性も広がっていきます。

さっき紹介したゆきにーさんみたいに。

 

障がい者アイデンティティ

障がい者であると同時に、労働者である場合は複合アイデンティティにもなり、同質性の高い社会(都市部以外の)では依然として理解されにくい風潮もまだあるのではないでしょうか。

それから、近年出版社に非正規雇用で勤務している人には精神科に通院している人が多いという話がありますが、精神障がい者福祉手帳を交付されている人が増えているというミステリアスな噂もあります。

ひょっとすると、フルタイムで労働していても非正規雇用だと立場の不安定な分、申請が通りやすいのかもしれませんがその辺のことはよく分りません。

同質性の高い社会では、マイノリティは理解されにくい風潮もありますが、他方で精神障がい者福祉手帳の交付者は増え、社会に進出している傾向もあります。

そこで、こうした社会情勢が影響し、明らかに先天的なマイノリティーである在日外国人や部落民と比べ、ハンディがある分社会的弱者ということになりますが、その人たちほど特別ではないといった世論も形成されています。

そうしたことからも、また複雑な差別問題が生じる可能性もあります。

今回は、障がい者アイデンティティについて個別の話を通し説明してみましたが、障がいや標準的な人との差異があっても差別しないように配慮したいですよね。

ちなみに、僕は相手が精神障がい者みたいな人の場合も背景にある事情を真摯に受け止め、合理的配慮を以って対応するように心掛けています。

 

参考書籍

0円で生きる: 小さくても豊かな経済の作り方

0円で生きる: 小さくても豊かな経済の作り方

 

 

参考記事

ydet.hatenablog.com