たまごんのブログ

精神的に遊牧民化している人間のブログ.

移民のシビルライツ

今回は、前回の記事に関連した内容です。

前回、移民などの話をしましたがこちらでも移民の権利の話をしていきます。

 

移民のシビルライツ1

僕は、他国に定住している移民の場合、シビルライツ(市民権)や定住、社会参加を認めたほうが良いと考えています。

その際は、その国の憲法や先住民の個人としてのシビルライツを遵守できることを条件にしたほうが望ましいでしょう。

とはいえ、僕は日本が新興国に技術を提供したり、積極的に移民や外国人労働者を受け入れたりすることには反対です。ちなみにこうした仕組みも前回の記事で説明しています。

 

なぜかというと、経済学の基本を理解している方なら分ると思いますけど、たとえば中国の農村部に住んでいる人たちが日本人と同水準の生活をするようになったら、世界経済のバランスや秩序が損なわれてしまうからです。

不思議な話 - 精神的遊牧民

 

僕は、リベラル寄りの価値観の持ち主ではあるけれど、極端な理想主義者やお花畑というわけではありません。

けれども、新興国や農村部の経済成長が抑制され、その人たちが不幸になることを望んでいるわけでもありません。また経済成長することは、必ずしも幸福度の高さにつながるわけではないでしょう。

なぜなら、極端に合理化された社会で経済的に豊かになることはなくても、ゆとりのある社会では空気を読まなくても良かったり、精神的な余裕を持って暮らせたりするからです。

 

移民のシビルライツ2

移民大国である米国では、相変わらずポピュリズムが台頭していて、2024年までは共和党ドナルド・トランプが大統領に就くことになるという世論が主流になっています。

ところで、これは日本のメディアで報じられることはすくないことですけど、トランプ大統領や新たな移民の受け入れに肯定的ではない政策の支持者には、ヒスパニック系の人たちが意外と多いというのが実情です。

これは、移民の場合も合理的な人はパイの数は有限だということを理解しているからでしょう。

また、近年の米国では、隣国のメキシコから流入してきたヒスパニック系が移民のマジョリティになっています。

米国の移民というと、黒人やアジア系をイメージする人も多いと思いますが、近年のニュースでは米国には約7000万人前後のヒスパニック系の移民がいることが知られてきました。

そのうちの約3000万人は、国境のフェンスや壁を乗り越えてきたり、密航してきたりした可能性が高いとされています。

けれども、米国のポピュリズムを扇動することにもなり、米国の民主党の幹部やエスタブリッシュメントから蛇蝎の如く嫌悪されたフレーズ『ドレイン・ザ・スワンプ!(沼の泥水を吸い出せ)』に賛同している人には、意外と移民などの人種的マイノリティや知識人も多いそうです。

いまも、米国民の左派側のエスタブリッシュメントへの嫌悪感は凄まじく、その人たちは共和党員やそのシンパが中心になっているので、トランプの支持者とも重なっていることになります。

ちなみに、視界が曖昧な沼や湿地帯というのはどろどろとして得体の知れない感じがしますが、そうしたところは動物行動学から考えても獰猛な爬虫類が好み、そのおそるべき姿や本性を偽装し、獲物を捕食するにはうってつけのフィールドです。

 

ドレイン・ザ・スワンプ

さて、ドレイン・ザ・スワンプとは、評論家の副島隆彦さんや諸外国のメディアの日本支部が扱うようになった、米国のスローガンです。

また、各メディアの米国の報道の転載を見ても、水質がクリアではない沼地に雑食性の爬虫類が潜んでいる風刺画が多々あります。

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その沼には、小型のスネークやリザードくらいの爬虫類がすこし生息している程度なら、大した事態にはなりません。

けれども、沼底が見えるくらい泥水を吸い上げてクリアにしたら、そこには他者を食い物にしている獰猛なモンスターが潜んでいる可能性があります。

具体的には、クロコダイル級のモンスター(戦争屋やマフィアや移民のイリーガル・ブローカーなどのメタファー)が、大量に潜んでいるというショッキングな可能性もあります。

その場合、事実が白日の下にさらされれば大騒ぎになるでしょう。

そのため、米国政府はヤバすぎて迂闊に手出しできないというか、ギリシャ神話のあらゆる諸悪の入ったパンドラの箱をオープンにするくらい慎重になっているというのが、実態なのではないでしょうか

ところで、こうした場合、英文が多少理解できれば、原文記事の文中には英語のライト・アップという言葉がよく使われることに気づくでしょう。ちなみにライトの語義は読んで字の如く、ライト=正義(ジャスティス)や右や光ということになります。

付記すると、英語圏キリスト教圏の国では右というのも、またジャスティスを連想する人が主流です。

 

移民のシビルライツ3

やや脱線しましたので、話を戻します。

さて、日本のように同調圧力が高く、均質性の高い社会では主流派と共通点のすくない人に対し、排他的になる傾向がありますよね。

けれども、冒頭のほうでも説明したように、他国に定住している移民の場合、先住民の個人としてのシビルライツを遵守できれば、シビルライツや定住、社会参加は尊重されるべきでしょう。当然です。

そもそも、移民先の国の憲法や先住民の個人としてのシビルライツを遵守する移民には、寛大に対応するのが道理や人情ではないでしょうか。

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参考記事

ydet.hatenablog.com

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