たまごんのブログ

精神的に遊牧民化している人間のブログ.

日本人拉致事件

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近年の僕は、北朝鮮による日本人拉致事件に関心があり、この問題を扱ったサイトをときどき見ています。

そこで、今回はすこし前から扱おうと思っていた日本人拉致事件の話をします。



日本人拉致事件とは

日本人拉致事件とは、北朝鮮の兵士や工作員によって極秘裏に日本人が拉致された大事件のことです。

1970~1980年代には日本国内で日本人が行方不明になるという、ミステリアスな事件が多発していました。

にもかかわらず、日本政府が認定した拉致被害者はわずか17人しかいません。

平たく言うと、日本人拉致の目的は拉致被害者に洗脳を施し、北朝鮮が国際的に遅れていた分野の技術を補強したり、日本に潜入させる工作員日本語教育を施したりすることなどです。

とくに、1977年に新潟市の海岸で、未成年の横田めぐみさん(13歳)が拉致されたショッキングな事件は象徴的です。

社会的弱者の未成年に対し、不意に人権を損なうという手口は、その残虐性からも国家の最重要課題になる呼び水になりました。

北朝鮮による日本人拉致事件の解決は、いまも、日本政府が最も力を入れて取り組んでいる事案です。

これには、横田めぐみさんの母親である横田早紀江さんが皇族の関係者であることも影響しています。天皇陛下のポジションは日本のメディアで正確に伝えられることは多くありません。

事実、天皇陛下は諸外国の有識人や知識人から基本的に国王として考えられています。

そのため、背景にこうした複雑な事情があることで、なおさら日本社会を震撼させることになりました。

付記すると、今年の僕は拉致被害者のご家族が参加した集会に出席する機会がありました。

そこで、横田めぐみさんのご両親のお話を聴いていて僕は涙を禁じえませんでした。


被害者の個人情報

拉致被害者のほとんどは、学業成績が優秀で社交的な好人物だったことは有名な話です。

たとえば、蓮池薫さんは中央大学の学生でした。

それから、横田めぐみさんも文部両道で中学一年生ながら地域のバドミントン強化選手に選ばれていました。また中学校ではアイドル的存在でした。

他の拉致被害者も、優秀で社交的な性格の好人物が多かったそうです。

しかしながら、知能の高い人間や地頭の良い人間の生活習慣を見ていると分りますが、普段の彼らはリスクのある行動を取ったりしませんし、適度に不規則性(ときどき通学や通勤ルートを変更するなど)を導入したりしている場合もあって隙がありません。

穿った見方をすれば、こうした人間が人気のすくない海岸を一人で歩いているときというのは限られています。

そのため、被害者と関係のある人物からの情報がなければ、ことに及ぶのは難しかったのではないでしょうか?

未遂に終わったと考えられる場合も、被害者の周囲にいた人が事情を知らされず、情報収集などに協力させられていたこともあったはずです。

こうした場合、偽装した理由などを利用しなければ難しいでしょう。

詳しい事情を知らされないままに加担させられていた人によって、被害者の実態の把握は徹底的に行われていたことでしょう。

あまつさえ、人定拉致と条件拉致の場合、標的にされた被害者の学校・職場・住所・戸籍・人間関係・体調・持病・資格・技術・思想・宗教・趣味・立ち寄り先・通勤と通学ルート・失踪しても目立ちにくいかどうかといった細かい個人情報の一つひとつが調査されていたことが推察できます。

このように、拉致被害者は人間としての基本性能が高く、行方不明になっても目立ちにくい人間が、選定されていた可能性があります。

だとすれば、公的に認知されていない場合も含めると、実数は計り知れないはずです。


日本人拉致事件の犯人像

拉致協力者の検挙がすくないことには、理由があるのではないでしょうか。

たとえば、被害者の学校や職場に潜っていた工作員や協力者が事件を隠蔽していた可能性もあります。未遂に終わったと考えられる場合もですが。

それだから、日本人拉致事件の解決には、当時見落とされていた可能性のあることに注意するべきです。

そうすれば、拉致の疑いのある事件や騒動からも、不審者が分ってくるのではないでしょうか。


移民の権利

移民や難民の場合、先住民の個人としての市民権を著しくおびやかす場合は気をつけなければいけません。

なぜなら、日本人拉致事件の加害者のように祖国の特命を受けている可能性があるからです。

こうした場合、訓練された兵士や軍人の可能性もあります。

だが、こうした実態が確認されず、先住民の人権を尊重できる多数派の移民の人権や社会参加は尊重されるべきです。

加えて、日本のように同調圧力が高く、均質性の高い社会では、主流派と共通点のすくない人に対して排他的になる傾向がありますが、乱暴に人種的マイノリティを排除する方向にならないよう、配慮することも必要です。

人権思想に立脚し、軽妙な行為や愚行権性の高いことにもある程度寛容であるべきです。何かミスがあっても誠意がある場合もです。


バイアスと差別

私事ですが、僕はこうした問題で知られているところで育ちました。

その界隈は、在日外国人や帰化人が多く暮らしているところで、ある程度の年齢になってから地元方面の知人たちが在日外国人や帰化人だったと人伝に聞いたこともあります。

もっとも、自分の地元方面の在日外国人や帰化人の知人やその関係者たちからは、わずかでも関わっているかのような話さえ聞いたことはありません。

その界隈の人種的マイノリティは、日本での暮らしが長かったり、3~4世が多かったり、混血が進んでいたりしておおむね一般的な日本人と変わりません。

そのため、ほとんどの人種的マイノリティが拉致事件に関与しているといった偏見や誤解には気をつけたほうがいいでしょう。

そもそも、もし変なことをしていれば地方の狭い地域コミュニティでは噂や騒動になるはずです。


11月15日に思ったこと

勢いで書いていたら長くなりました。

最後に、11月15日に被害者について思ったことを言います。

僕は、一刻も早く被害者の方々(公的に認知されていない方も含め)が救出されること、そして市民権を取り戻されることでその心に平穏が訪れることを切望しています。

昨日で、新潟の町から帰宅途中の横田めぐみさんが忽然と消えて39年の時が流れたことになります。


参考サイト
日本国政府:北朝鮮による日本人拉致問題