
いま、ネットコンテンツの管理はやることが増えましたよね。
経済学の概念で説明すると、いまやほとんどはレッドオーシャンです。
とはいえ、経済学は僕の専門ではありません。
いまや、ネットコンテンツは細分化されすぎ、若年層はTwitterの利用時間が長く、中高年はフェイスブックの利用時間が長くなっているそうです。
けれども、自分の意見を体系的に説明するという意味ではブログがいちばん有効だと思います。
そこで、こちらではブログのアクセス関係の話を中心にしていきます。
ブログのアクセスアップ
ブログの場合、2000年代はテキストの質がアクセスアップの要でした。
しかし、いまは以前とは状況が変化しています。
そこで、ブログのアクセスアップに必要なアウトラインを紹介してみます。
すると、次のようになります。
・記事の文章の質
・記事の独創性
・デザイン
・画像の有無(オリジナルの場合は撮影技術も評価対象)
・アクセス速度(コンテンツの圧縮やサイトマップの有無など)
100点よりも350点
以上が、いまのブログのアクセスアップのための要諦。
なのだけれども、これは記事の文章で100点を取っても他が10点や20点では評価されにくくなったことを意味します。
ただし、極端に先駆者的利益を得ていたり、アイドルや俳優などの有名人だったりする場合は例外です。
さらにいうと、すべての項目で70点を取り、トータルで350点を出した方が評価されることを意味します。
だいたい、そうした方が多くの人から評価されやすくなります。
それならば、文章で100点を目指すよりも、トータルで350点を目指した方が合理的だということが導出できませんか?
なお、これからチャレンジを考える場合は、各80点以上というのはハードルがやや高いはずです。
さしあたり、各70点くらいを目標にするのが合理的ではないでしょうか?
ただし、画像について補足すると、屋内で行う活動のレポートやフォーマルなコンテンツの場合は重要ではありません。
それと、研究や人文系のブログの場合もです。
また、SNSと連動し、そちらに集中して画像を掲載している場合は省いてもさほど問題はないでしょう。
さて、ウェブ関係の仕事は、2000年代とは事情が異なり供給過多になって損益分岐点をクリアしにくくなっています。
同じように、ブログも供給過多になってコンスタントにたくさんのアクセスを集めにくくなっています。
そうしたなか、先の項目の内2~3個及第点を取れてる人はいても、すべてそつなくクリアできる人は多くありません。
たとえば、イケダハヤトさんみたいな人(ただし前回説明したようにデザインはやや苦手のようですが)はあまりいないということです。
つまり、ブログを中心としたネットコンテンツの運営は、汎用性のある万能型の存在感が高まることになります。
これは言い換えると、競走が激しくなった一方で、ネットコンテンツを運営するための技能を理解できる人が増えたことで、マルチプレイヤーの場合インセンティブを獲得しやすくなるというのが僕の解析です。
この見立てはけっして根拠の乏しい話ではありませんし、エビデンスになることはすでに説明しました。
とはいえ、客観的に考えても僕の場合は標準的な技能の凡人にすぎないので、ネットコンテンツの勉強は地道に続けます。
参考記事
ydet.hatenablog.com
ydet.hatenablog.com