精神的遊牧民

精神的に遊牧民化しているミニマリストのブログ.

ベーシックインカムの可能性

近年、全国的に自殺者数は減少していることは知られてきましたが、厚生労働省の発表によると2017年は未成年のみ増えたそうです。ソースは毎日新聞のサイトです。


参考サイト
厚労省:自殺者2万1140人、8年連続減 未成年者は増 - 毎日新聞


ちなみに、日本はG7加盟国の中で唯一、若年層の死因の首位が自殺になっていること他国から注視されています。

現下の日本社会(とくに自殺と人口減少問題の目立つ東北や日本海側の地方)では、同調性の高さを求められることや経済苦がこの問題の背景にあるというのが、僕の理解です。

したがって、若年層の問題を解決するためには、ベーシックインカムの導入も有効だと考えられます。


さまざまな価値観

ところで、同調性の高さが求められる社会的慣習や価値観に生き難さを感じている方には、各国の労働観や教育や医療や社会保障制度を比較したり、紹介したりしている映画監督のマイケル・ムーアの『世界侵略のススメ』という映画と4chanの管理人のひろゆき西村博之)さんの『働き方 無双』という本をおすすめします。

両方とも、先進諸国を中心にさまざまな社会や人間の価値観が紹介されていて、ワールド・ヴァリューズの価値観の勉強にもなります。

『世界侵略のススメ』では、イタリヤでは会社の休憩時間が長く、有給休暇の取得日数に恵まれている割に社会の生産性が高そうだったこと、フランスでは小学校で配給される給食がレストランのメニューみたいで美味しそうだったことが印象的でした。


参考書籍


素晴らしきベーシックインカム

『働き方 無双』では、近年話題になっているベーシックインカム案の内約が説明されています。

ちなみに、僕はベーシックインカムに賛成しています。日本は、中国や韓国ほど儒教の影響を受けていませんので、東アジア圏の国の中では最初にベーシックインカムを導入できる可能性が高いと思います。

これから日本で、ベーシックインカムを実現するためには酒税も増税したり、社会保障の人にはジェネリック医薬品を利用してもらったりするというのも合理的ではないでしょうか。

ちなみに、本書には現在の日本では4人に1人が50歳までに一度も結婚しないという事実が説明されていますが、こうした背景には労働者の多くが非正規雇用になったことが大きいというのが僕の見立てです。

しかし、ベーシックインカムが制度化されれば、環境にハンディのある人でも結婚したり、子どもを作ったりしやすくなります。

また、とくにタイトなハンディのある人は生き甲斐を探したり、趣味に集中できたりする契機になるのではないでしょうか。


参考映画

働き方 完全無双

働き方 完全無双


ベーシックインカムの給付対象

ところで、『働き方 無双』のベーシックインカム案の給付対象者は日本国籍保持者とありますが、定住している外国人(留学生や短期間の労働者以外)も給付対象にしても良いと僕は思います。

ただし、定住している外国人に社会保障の給付を認める場合、日本国憲法や日本人の個人としての尊い権利を遵守できるくらいのことは前提にしておいたほうが良いと思います。

ちなみに、近年はスマホが普及して個人の世界を重視したり、さまざまなメディアからワールド・ヴァリューズの情報が入ってきたりしたことで、明らかに個人の権利意識が高くなりました。
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その一方、日韓関係が悪化し、右翼が中心になって中国や韓国の反日意識の高い活動家たちと火花を散らしながら睨み合っているような状態が続いたことで右傾化が進みました。

日本では、このように右傾化が進んだことで『外国人に社会保障を渡すなんてけしからん!』といった論調が台頭していますが、現実問題としてそうしないと治安は不安定になってしまいます。

そもそも、感情論に立脚した極端な意見というのは、往々にして議論の段階で頓挫してしまいます。


人生が気楽になるのは30代半ば

それから、以前書いた記事の時間と言葉にメッセージを追記してみましたので、希死念慮や自殺願望を抱えられている若年層の方は参考にしてみてください。

とくに、30代半ばまでの若年層の方に伝えたいことですが、可能であれば30代半ばまで生きてみてください。

人生がつまらなかったり、ショボく感じられたりしていても30代半ばまで生きてみてください。というのもそのくらいの年齢になれば、精神的にも成熟してきて年々安定してくる傾向があり、だいぶ人生が気楽になってくるからです。
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『本当かな?』と思った方は、試しに30代半ばまで生きてみれば後で意味が分かるかと思います。

もし、僕の言っていることがあなたの心の片隅に残り、後になってからその通りだと感じたら、今度はあなたが他の若年層の方にそのことを話してみてください。
時間と言葉 - 精神的遊牧民


もう一つお知らせがあります。

いのちの通り道の相談カテゴリに、SNS希死念慮や自殺願望の相談に対応可能な団体へのリンクを追加しておきました。希死念慮や自殺願望を抱えられている方はそちらも参考にしてみてください。


参考サイト
厚生労働省(自殺対策SNS相談)
いのちの通り道


参考記事
ydet.hatenablog.com
ydet.hatenablog.com