精神的遊牧民

精神的に遊牧民化している人間の個人ブログ。柔軟で型破りな言論が特徴です。

陰謀論と教養

近年は、教養ブームです。

大規模な書店に行ってみると、社会人向けの数学や日本史の実用書や参考書が目立つところに陳列されていますよね。

たしかに、社会に出てから学力の欠点を補完して見聞を広めようとしたり、本格的な教養を習得することで豊かで実りの多い人生にしようとしたり、昇進や資格取得などを目的にしたりして地道に勉強をしているひとは少数派でしょうけどある程度います。

しかし、そういうひとは自らそういうことを話すことは少ないと思います。小難しい本は古典文学くらいしか読まないで漫画ばかり読むこともある、そそっかしい僕が言うべきことではないかもしれませんが。

ちなみに、陰謀論の極端な信者になると読書ノートを作ったり、重要箇所のメモを取ったり、感想や内容や概要をブログやSNSにまとめるといった、知識を定着させたり応用したりする為に必要なことを実践していることは少ないです。また陰謀論の極端な信者になるとときには専門書を流し読みする程度で、その学問をマスターしたと言い出すこともあります。

以前、そうしたタイプのひとに『最近はキリスト教に関心があるんですよ。とりあえず詩篇からマスターしていこうと思うんで、聖書の詩篇について簡潔に説明してみてください』などと、ある程度専門的な知識があっても咄嗟には答え難い質問を、唐突にされたことがありました。しかも対応をしている途中で、頻繁に話を遮られたり要約されたりしましたので、言いがかりを付けられているような気分になりました。

こちらで指摘したようなことが目立つ場合、陰謀論などの検証が難しいマイナーな分野に、コンプレックスや自意識や自己愛を絡めていくことで、自分が特別な存在であるなどと夜郎自大な方向に突き進み、他者や世の中に優越感を抱いているのかもしれません。

そして、ひょっとすると自分のことをクールなアウトサイダーや知識人のように思っているのかもしれません。しかし一般常識を理解できる大人からすれば、人目をはばからずに肩で風を切って歩くほど自意識と自己愛が過剰なピエロのようにしか見られていないと思います。

ちなみに、相手の客観性や正当性などを分析する場合、そのひとが書いた文章を読めば程度が分かります。またこういう情報分析方法は一般的ではありませんが、そのコンテクストの流れから人間性が低信頼型なのか、高信頼型なのか、といったことも高確率で分かります。付記すれば、高信頼型のひとは低信頼型の情熱的なひとから絡まれたり言いがかりを付けられたりして困惑させられる場合があります。

論理や理屈が通じず、天国のノートに名前がないと考えられる方が迷惑な言動を取っていても、理性的に受け答えするべきです。

人間としてさほど成熟していなかったとしても、多少の客観性と良識があるなら、こちらで紹介した陰謀論者のようにはならないように気を付けなければいけません。

これは、僕も注意していることです。気を付けよう。


参考書籍


参考サイト
www.itmedia.co.jp

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