精神的遊牧民

北海道の海辺に輝く朝焼けのように清らかなブログ

新宿駅の地下

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久し振りに新宿駅に立ち寄る機会がありました。何となく地下を歩きながら、志集売りの女性のことを思い出していました。

志集売りの女性とは、鶴見済さんの『無気力製造工場』の76〜77ページで紹介されていた年の離れた夫との合作の志集(詩集)を販売している年配の女性のことですけど、この界隈ではけっこう有名な方です。

夕方に下北の駅前で漫画読みをしている長髪の人とニュアンス的には少しかぶっているかな。

ちなみに、今年の1月30日に漫画家の岡崎京子さんが平凡社から出版した『オカザキ・ジャーナル』という本の38〜39ページでも扱われています。『オカザキ・ジャーナル』はアサヒ・ジャーナルの91〜92年の連載を編集したものです。

そちらでは、新宿駅の切符売り場のそばの地下道に繋がる階段前の柱前で見掛けたと紹介されています。しかし、その時は志集を購入しようと試みたものの売ってくれなかったそうです。

実は、こちらの志集売りの女性には僕も話し掛けてみたことがあります。1年くらい前かな。

所用ついでに新宿駅の地下を歩いていたのですけど、偶然見掛けたので話し掛けてみたら意外と普通の人ぽくってけっこう美人でした。

普段は、仕事の関係で夕方過ぎになると新宿駅の地下に立って志集を販売されているとのことでした。

試しに『以前鶴見済さんという人の無気力製造工場という本で紹介されていませんでしたか』と聞いたら『昔はその本を読んだ人からよく声を掛けられることがありましたよー』って少し控えめに返答されたことが印象に残っています。

今回の画像は、その付近を見渡してみたら何故か解らないけど、佇んでいた謎の僧侶です。オチにはなっていないけど、マニアックな話になりましたね。


参考書籍
Amazon.co.jp: 無気力製造工場: 鶴見 済: 本

オカザキ・ジャーナル | 岡崎 京子 | 本 | Amazon.co.jp

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