精神的遊牧民

北海道の海辺に輝く朝焼けのように清らかなブログ

田舎の事件

今回は宮崎県の田舎のある市で発生した事件の話です。しばらくネット上で話題になっていましたので、ご存知の方も多いかもしれませんけど、田舎のある市で市長をやっていた参議院議員に批判的だった、女性ブロガーの死に関する内容です。

この女性は、2009年の4月27日に自宅から25キロ離れた山奥のダムで遺体となって発見されています。不審死していた訳ですけど、今年発売されたサンデー毎日の9月7日号で報道されていました。亡くなられた女性の運営したブログというのは、参議院議員産廃業者・裏社会の癒着を批判する内容でした。

2008年の7月17日には、この女性の経営するスナックに3人の暴漢が現れ、襲撃される事件が発生しています。その中の一人が捕らえられ所轄に突き出されたのですけど、何とその人物は、前述した市長の後援会の副会長だったということです。

さらに2008年の10月17日には、市長側からのブログ閉鎖の欲求をこの女性が断った夜、今度は後頭部を刃物で切り付けられ重症を負うという事件が発生しています。この時、現場付近から市長の弟が立ち去る姿が市民に目撃されていたそうです。そして翌日、この女性は所轄に被害届けを出しにいくもののいつの間にか告訴は取り下げられていたそうです。

僕自身は政党の党員ではないですけど、この事件の経緯を知り、少しでも多くの人に知らせるべきだという思いから今回の記事を執筆していますが、詳しくはこちら(http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/70d551750b1daba78687bf23e9fc2db2)をどうぞ。

亡くなられた女性のハンドルネームとブログ名の『梟 悠々の部屋』で検索しても詳しい事情をロムすることが出来ます。

批判されていた産廃業者が、今春公共事業を巡る事件を起こしたのがきっかけで、サンデー毎日で報道されたとのことですけど、5年も前の事件が今になって記事になるというのは、不自然な話です。

しかも事件が発生した市内の主要な書店では、サンデー毎日の9月7日号がいっせいに買い占められるという事件が起き余計騒ぎになっていたそうです。

この事件が発生した時期と比べると、ネットの世界はTwitterSNSが普及し、個人的なテキストコンテンツは発信者の私的領域として考えられる傾向が高まりました。

そして情報の伝達される速度が速くなり、広範囲に拡散されるようになりましたが、一部の権力者に都合が悪くとも市民が知るべき情報というのは、強引に隠蔽しようとするとさらに注意を引き易くなりました。権力の工作加担者から内部告発者が出易い環境になったという傾向は望ましいことです。

ちなみに南方の地方は全体的に自殺率が低いですけど、宮崎県は自殺率が異常に高いことで知られています。矢張り、自殺率が異常に高い田舎の狭い世界というのは、因習や惰性で感受性が損なわれ易く、現代人は生き難いのでしょう。

聞くところによると一部の地方では、住民を基本的な情報以外に病歴や思想信条等で色分けしているとんでもないところもあるそうです。その場合は、どうしようもないことや他人には関係のないことのせいで非難されたり苦しめられる人が出てきます。

こういった社会問題は自殺問題の要因に成り得る訳ですから、安易な地方分権というのも考え物です。道州制はこういった問題が起き難く合理的なので賛成出来ますけどね。

最近、日本のメディアはようやく世界保機関(WHO)の国際ルールを意識するようになってきましたけど、そういったこととは別に自殺率が異常に高い地域の行政の対応やハラスメント等についても自殺問題の改善に繋げる為きちんと報道するべきです。

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