精神的遊牧民

北海道の海辺に輝く朝焼けのように清らかなブログ

地方の人口減少と自殺問題

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以前から扱おうと考えていた地方の人口減少と自殺問題に関するお話です。

今回の画像は、全国の主要都市の中で最も人口減少と自殺問題が深刻とされている地方のひとつで平成10年以降16年連続で人口が減少している新潟の町の夜景です。

去年、視察に行った際、町外れで撮影したのですけど、新潟は中心部からも閑散とした印象を受けました。

個人的にはシュールな景観を眺めると気分が落ち着きますけど、この地方特有の鉛色の空に近年の新潟の状態が集約されていると思わざるをえませんでした。

ちなみに、新潟県が公表しているデータによると、出生数の減少と死亡数の増加により平成11年以降自然減少が続いています。

しかし、深刻なのは平成9年以降転出超過が続き、とりわけ首都圏へ若い世代を中心とした人口が流出していることです。すなわち社会動態の社会減少です。

僕は、自殺問題の専門家の一人として、極端な人口減少問題は、自殺率が高く精神疾患が深刻な秋田・青森を始めとした東北地方に共通していることに以前から注目していました。

本来なら自殺対策や、自殺問題と関係が深い精神疾患やハラスメント対策や、公共交通機関の既存の便の数を増やすといったことに充てるべき税金が、中央や関西に対抗するといった名目の珍妙な公共事業に使われている場合が多いことにもです。

後、本来横断歩道のあるべきところに歩道橋や地下道が設けられ、交通弱者の歩行者に迂回させて余計な我慢をさせているといった特殊な問題が見受けられる場合が多いことにもです。

しかし、地方が一般的なコンテンツで中央や関西と勝負をしようとしても、勝てる見込みはまずありませんけど、地方には地方の特質があるのではないでしょうか。

 

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