精神的遊牧民

北海道の海辺に輝く朝焼けのように清らかなブログ

山の奥でダンス

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年に1〜2回ですけど、山奥で開催される野外フェスやレイヴに行きます。この種のオープンエアのイベントの主な参加者は、パーマカルヤチャーが好きだったり、SPECTATORの読者層だったり、リベラル寄りの人達が中心で、最近は家族で来る人なんかも居ますけど、クラブに比べると年齢層は高めです。

欧州を中心とした他の先進国ではレイヴに行く層もデモに行く層もかぶっていて、一般市民に身近な存在になっているそうですけど、日本の保守層の多い地方の平均的住民にデモや野外フェスやレイヴに行っていることをさり気無く話すと、極端な人とかふしぎな人だと思われたりして怖がられたりします。労働関係のデモの場合『ブラック企業に反対!』みたいなことが時々叫ばれていることとか詳しい内容までは話してはいないですけどね。

ちなみに今回の画像は、去年信越の山奥で開催されたイベント会場の付近で撮影したものですけど、この時はドラムンベースや四つ打ちで踊っていました。木々の間を通り抜ける風や時折降っていた霧雨等、セットも素晴らしかったからです。

山奥で踊っていると、昔の彼女とか死んだ友人のことを思い出したり、突然新しい感情が生まれてきたりします。その時悩んでいることとかも、もうどうでもよくなってきて、ただ自分がこの世界から居なくなってもずっと存在する自然の中で踊っているってことが楽しくなったり、そのうち自分が誰なのかも忘れてしまうこともあるくらいです。

といっても、オープンエアのイベントはいいことばかりではないです。急に土砂降りになったり、仮設トイレの中が恐るべきことになっていることもあるからです。

この種の話題になると、イギリスでクリミナル・ジャスティス・アクトというオープンエアで反復したリズムの音楽を流すことを禁止した悪法や、日本でも風営法の関係でクラブが閉鎖されているといったネガティブなことを考える方もいらっしゃると思いますけど、ただメディアの情報を鵜呑みにせず、直接現地に行って、夕陽や星や月を眺めながら踊ったり、気流の鳴る音に耳を澄ましたり、チルアウトしている時にでも自分の頭で考えてほしいですね。

オープンエアのイベントの場合、家を出た瞬間からもうイベントだし、どのくらいプレジャーをゲット出来るかは、本人次第ではあるけれど、直接自分の五感を通して体験するだけの価値があります。

冗談ではなくてこういったことって若いうちにゴッドファーザーの映画を観るのと同じくらい重要だったりします。

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