精神的遊牧民

北海道の海辺に輝く朝焼けのように清らかなブログ

在特会

在特会というとんでもない団体があります。在特会とは主に在日韓国・朝鮮人達を非難・糾弾している団体ですけど、在日韓国・朝鮮人特別永住者は、2011年末で約38万人で日本の人口の約0.3%です。今後は減少していく傾向にありますので、フランスのように外国人に仕事を奪われるといったことは少ないでしょう。

マイノリティを非難することは、どちらかといえば非難する側に問題があります。実際、この種のマイノリテイを非難している集団の主要構成員は、リテラシーと論理的に思考する能力が乏しく、持論を伝える手段を持たない場合が多く、主体性の欠如から他の人が行う暴力に何となく便乗してしまっているのです。

この種の集団の構成員の根底にあるのは、愛国心や正義感などではなく、そういったものを前面に出していたとしても結局は建前に過ぎません。彼らは、どこの国にもいる自分の不幸を非難し難いシステムのせいではなく、非難し易いマイノリティのせいにしてしまう困った集団なのです。

でも本当に意思が弱く、自分というものを持たない方でもいい加減な大義の基、集団でいつわりの正義を振りかざしている間は“崇高なる正義の施行者”のようなその場限りの優越感を得られる訳ですが、感情的にそぐわないことの一部分だけを拡大解釈して騒いだり、ひどい言い方でマイノリティを非難して寄ってたかってしまうことは陰湿で不寛容です。

この種の次から次に“仮想敵”を作り出す行為に加担してしまう方々の不安と不満の源が、実はシステムにあって本来システムに向けられるべき非難の矛先が逸れて、システムとは関係ない所で不毛な争いが起きて民衆のガス抜きが出来るなら、システムと為政者にとってこれほど都合のいいことはないでしょう。

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