精神的遊牧民

北海道の海辺に輝く朝焼けのように清らかなブログ

土曜日に紹介する金曜日の本『世界が決壊するまえに言葉を紡ぐ』

秋葉原にパソコンを探しに行ったついでに、秋葉原無差別殺傷事件が起きた通りを見学してきました。

秋葉原無差別殺傷事件とは、2008年月6日8に自殺願望と未遂歴がある加藤智大(かとうともひろ)という25歳の青年が秋葉原歩行者天国に自動車で突入し、車外に出てから刃物で通行人達に襲い掛かり、多くの人間を殺傷したとされる事件です。

事件後、加藤が派遣社員として単純作業に就いてた時期が長く、社会の部品として取り替え可能な立場だったということや勤めていた自動車工場で作業着を隠されるといった陰湿なハラスメント被害を訴えていたこと。頭痛などを訴え会社に出社しなくなっていたことや自殺未遂をしていたことなどが報道されました。

その為か、ネット上では加藤に共感したり支持する意見が多かったことと、数人を負傷させたことは事実とされていても、実は他の行為は冤罪ではないかという説がかなり出回っていたことが印象的でした。

通常、この種の事件を起こす者には、何となく世捨て人や社会から孤立していて暗くて孤独な人物をイメージされる方が多いのではないでしょうか。しかし、加藤は交遊関係や関わっているコミュニティが意外と多様でしたし、自らのコンプレックスを笑いに変えるユーモアの持ち主でもありました。彼のありふれた人物像からは、自分と共通する部分を見つけ不安になった方もいらっしゃったのではないでしょうか。

タイトルにしておきながら紹介が遅くなりましたが、秋葉原の事件現場の見学に行く前に金曜日から出ている中島岳志さんの秋葉原の事件などを扱った対談集『世界が決壊するまえに言葉を紡ぐ』を読みました。
 

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・・・唐突ですけど、今回は書いている最中に急用が出来てしまいましたが、タイトルの都合上、土曜日の内にはアップしておこうと考えていましたので、一応前編としてアップしておきます(サイトを長くやっていると稀にこういうこともあるのです)。

次回はコミュニケーションの話などをしていく予定です。・・・えっ? 私の現実でのコミュニケーション能力はどうなのかって? ・・・その話はどうでもいい。では次回に続きます。

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