精神的遊牧民

北海道の海辺に輝く朝焼けのように清らかなブログ

今夜は、ビーチ・ボーイズ

今夜は、音楽を聴いています。冷たい雨が降る夜に、ビーチ・ボイーズの音楽を聴いています。

適当に名盤を聴こうかな、とも考えましたが、何気なく初期の黄金期の音楽が集録された『グレイテスト・ヒッツ1/1962‐1965』を聴いていると穏やかな気分になってきました。

このような場所で、ベスト盤に近い作品を扱うのは適切ではないかもかもしれませんが“音楽を愛する者が、音楽を聴きながら衝動的に書き始めた文章”という意味で、音楽的に正しく適切だと思いますので紹介させてください。

本作では56年のヒット曲をカバーした13曲目の『恋はくせもの』と永遠の愛の歌である14曲目の『ドント・ウォリー・ベイビー』は必聴です。この二曲は、コーラスが美しく、澄んでいて清らかです。

純粋過ぎるあまり心にひびが入ってしまった天才音楽家、ブライアン・ウィルソンの清らかな音楽は、何時だって私をなぐさめてくれました(ここでいう清らかさとは、転がっている繊細な石達への暴力的支配を退ける力のことでもあります)。

こうして淡い照明の下、ビーチ・ボーイズを聴いていると、個人的な情景を召喚させられます。あたたかくなってきたら緩やかな風が吹く海岸を散歩したい。そう思いました。

何も特別なことがなくとも、ささやかな日常のなかに幸福を見付けたり、ビーチ・ボーイズやゼップやピチカートの音楽を聴いている時の私はとても幸せなのです。

陽のあたらない場所に居たことのある方にとっても、そうでない方にとっても良盤(だと思います)。